2021-2022 BC STREAM DRW 162を試乗したら面白かった

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ラマさんの動画を見て、BC STREAM DRWが気になって試乗会に参加したら、想像以上に面白い板でした

試乗会で乗ったサイズは62W(ワイド)。

板の特徴としては、ディレクショナル・ノーズロッカー・ワイドとカタログでは表記されおり、このタイプの板に乗るのは個人的には初めての体験でした。

ウエスト幅は270(55Wは272)もあり、足のサイズが28.0の私のバインディングが余裕でセット出来ました。

この日は3月中旬にしては温かい日だった為、4月上旬のシャバ雪状態で荒れたバーンでした。

さて、試乗開始です!

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〈 目次 〉

中斜面試乗

まず始めにかなり荒れた中斜面から滑り始めました。

なんだこれ?

シャバシャバで荒れいるのに板が軽く感じられて、すごく簡単にショートターンが出来た事にビックリしました。

ワイドでノーズが長い事が作用して感じられる浮遊感が気持ちいい!

そしてノーズを沈めてカービングをすると初動からの加速の良さに驚きました。

今まではターン後半で加速させる乗り方をする板を乗っていましたが、この板はノーズから加速出来ました

この感覚はすごく新鮮でもありました。

春先のシャバ雪が相性良いのか?板自体の性能なのか?その両方なのか?短い試乗時間ではっきりと判断が出来ませんでしたが、シャバ雪でもカービングで良く走る板だなとの感想です。

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緩斜面

コース中盤の緩斜面では地形遊びをしつつ再度カービングを試してみました。

ウエスト幅270の恩恵でビックフットの私でもバックサイドターンで板を大胆に立てる事が出来たのには感動しました。

そして、テールが短い恩恵だと思いますがテールの抜けがとてもイイ!

地形遊びでも板の操作性が良いので斜面を駆け上った後半のコントロールがいつもより楽に感じました。

また、普段私が乗っているオガサカFCWよりも前足のコントロールと前への前への荷重を積極的にする事でカービングがターン前半からすぐに作動する感覚は、ターン後半の抜けの速さとのバランスがとても良く感じられて面白かったです。

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スイッチ

次にスイッチ滑走を試してみました。

正直スイッチ滑走はあまり得意ではありません。

しかもDRはノーズが長いのでどうかな?と恐る恐る切り替えてみると、以外にもスイッチでの操作が楽にできました。

もしかすると私のようにスイッチ滑走が苦手な人間はスイッチで少し後傾になる事が幸いしているのかな?とも思いましたが、それでも私にとっては普段よりもスイッチ滑走がやりやすかった事はDRをさらに好意的に感じる事が出来ました。

グラトリ

グラトリも普段は体力的な問題もあり最近はあまりしていませんでしたが、老体にムチを入れ少し試してみました。

ノーズは長くしなやかで乗れる範囲が広く、テールも短いなりに重心を十分移動出来プレスや180と問題なくこなせました。グラトリスキルが低いのであまり語れませんが、可能性を十分に感じる事は出来、もっと色々してみたいという気分になりました。

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デザイン

デザインはモノトーンで炎をイメージした様なグラフィックデザインの標準カラーと、同様のイメージのグラフィックデザインでカラータイプの早期予約限定カラーがありました。

どちらのデザインもカッコいいと思いましたが、個人的には早期予約モデルがよりカッコ良く感じました。

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総評

少しDRWに合わせた乗り方も必要な部分もありますが、乗っていてとても面白い板だと思います。

カービングもグラトリも地形遊びも全部したい方、少し変わった乗り味の板を味わいたい方などに特に向いているのではと思います。

私も迷わず早期予約しました。

今シーズンも残り少ないですが、試乗のチャンスがあれば一度試して頂く事をお勧めします。

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2022.1.7追記

年末にBC STREAM DR 162で3日間初滑りに行ってきました。

試乗会の時の印象に輪をかけて滑りを楽しめました。

2021-2022シーズンは早くから雪にも恵まれているので、BC STREAM DR 162でたっぷり楽しめそうです。

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