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今年も新モデルの試乗会へ行ってきました。
昨年試乗して購入したDRを中心にBC STREAMのフリースタイルスノーボードを試乗してきましたので、個人的に感じた事をまとめさせて頂きます。
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DR( RIDER’S SPEC)
MODEL 57 (新)
DRと言えばカービングの神様ラマ先生のボードで大人気ですが、その中で今期注目は新形状の57モデルではないでしょうか。
特徴はスクエアになったノーズ&テールです。
実際に試乗してみると…
スクエアになったロングノーズとロッカー形状との組み合わせが絶妙で、多少荒れたような雪面でもノーズが乗り越え、カービング時にはスクエアノーズが深雪でも雪面抵抗をあまり受けずスムーズにボードが進んでいくように思いました。
また、スクエアテールは固めでカービング終盤のグリップが良く抜け(表現が的確か自信がありません)が良いと感じました。
カタログでは「サイドカントリーはもちろん、圧雪バーンでのライディング性能と取り回しやすさに注力した。」と表現されていましたが、個人的にもバランスの良い”パウダーカービンボード”といった印象で、Model 52/55W/62W のパウダーや荒れたバーンでの安定感を残しながらカービング性能を強化されていて、Model 52/55W/62Wよりもカービングターンが簡単に出来ました。
具体的には…
ターン前半では長くてしなやかなスクエアノーズで優しく雪面をとらえ、ターン中盤はノーズのシナリでカーブを深くし、後半は短く固めのスクエアテールでターンを仕上げる。
…といった感じでした。
そして52/55W/62Wと異なり、少しオートマ感が有って適切なポジションに乗っていれば体軸を左右に傾けるだけで、ある程度カービングターンをする事が出来ました。
広いバーンを優雅にミドルやロングターンをすると、とても気持ちが良かったです。
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MODEL 52/55W/62W (試乗サイズ55W)
昨年の試乗会で私が惚れ込んで購入したモデルになります。
ピンノーズ&ピンテールが特徴です。
試乗会では2021-2022モデルの限定カラーを用意されていたので、おそらく性能はそのままでデザインを変えられただけなのでは?と思います。
私は2021-2022モデルの62Wを持っているので、今回は55Wを試乗してみました。
長くしなやかなノーズは深雪でボードに浮力を与え、ピンノーズが雪をかき分けてスムーズに滑る事ができます。
ノーズ・テールともしなやかでトーションもあり、足元の操作や体軸の移動など雪面・雪質・斜度等に合わせてマニュアル的に滑ることができる所が個人的には好きです。
今シーズンDR62Wを乗っていて斜度・雪面・雪質等に合わせて色々乗り方を工夫しながらボードをコントロールするので、このボードを自由に操作出来ればスノーボードのスキルアップに繋がると感じました。
パウダーから圧雪まで幅広く滑りを自由に楽しめるので、乗っていてとても楽しいボードです。
私自身2021-2022の同モデルを購入して今シーズンさまざまなバーンでカービングからグラトリまでフルに楽しむことが出来ているので、2022-2023モデルも選択肢として間違いは無いと思っています。
特にワイドモデルがお勧めです。
↓昨年の記事も参考にして下さい
総評
人によっては幅広で柔らかいロングノーズのコントロールに慣れが必要場合もあるかもしれませんが、それに慣れてしまえばDRはとても楽しめるボードです。
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S (試乗サイズ53W)
SはBC STREAMのフリースタイルスノーボードのフラッグシップモデルになります。
私が初めて購入したBC STREAMの板がSだったのですが、当時からグラトリからカービングまで高いレベルで楽しめるモデルという印象がありました。
2022-2023モデルを試乗してみると…
従来から印象通りカービング、グラトリとバランスが良く操作をすることが出来ました。
試乗したモデルが59ワイドモデルだったからもあると思いますが、私が以前乗っていたモノよりもスピードを出してのカービングで安定感が格段に上がっていました。
そして以前乗っていたモノもそうでしたが、ショートターンがとても気持ち良く滑ることが出来ました。
普段はカービングを中心に楽しみたいけど、グラトリ等も楽しみたいという少し欲張りなスノーボーダーでも満足が出来るのではと思いました。
また、Sは128/135といったジュニア向けに専用設計されたモデルもあり、価格も大人の約半額程度なので親子で同じデザインのボードを楽しまれても面白いと思います。
久しぶりのSは以前にも増して自由な滑りを楽しめるボードになっていて欲しくなってしまいました。
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BRAH(試乗サイズ151)
2021-2022モデルからラインナップされたラマ先生もう一つの人気モデルになります。
センターにあるBCのデザインが山のようになっていてカッコ良かったです。
試乗した感想は…
ダブルロッカー形状でグラトリ等取回しでノーズやテールの引っかかりをあまり気にしないで良いのでトリックが得意でない私でも簡単なトリックなら容易にできました。
また、ダブルロッカーですがノーズやテールのエッジがしっかりカーブしているので、バインディング間のキャンバーとの相関性で板を立てるとしっかりカービングもできました。
ただ、スピードを出してのカービングはDRやSのような安定感は個人的には感じれませんでした。(私の技術不足?)
グラトリを中心に楽しむけど時々カービングもしたい! 気楽にスノーボードで色々楽しみたい! 普段はカービング中心に楽しんでいるけど、グラトリ等気軽に楽しむ為に2本目のボードが欲しい!
そんなスノーボーダーは一度検討されても良いのではと思いました。
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総括
BC STREAMは個性的で様々なタイプのフリースタイルスノーボードを展開されていますが、アルペンボード由来のカービング能力やソールの良さ等の基本的な性能が高いブランドだと思います。そして、国内メーカーなので日本人の体格や筋力に合わせた開発をされているのではと思われ、海外メーカーに比べるとどのモデルも日本人にとっての操作性が高いようにも思えます。
また、モデルごとに操作性に違いがあるので、可能であればタイプの異なるモデルのボードを目的やシーンによって使い分けが出来れば滑り手のポテンシャルを引き上げてくれます。(高額なので実際に同シーズンに複数の板を購入して乗り分ける事は難しいのですが…)
まずは、試乗会で乗り比べたり、友人とボードを交換して乗り比べをされてみてはいかがでしょうか。
番外編(OGASKA CT Wide)試乗156W
DR57がとても人気でなかなか試乗が出来なかったので、合間にカタログを見て気になっていたオガサカのCT-Wを試乗してみました。
こちらのボードは高速カービングでの安定感と取り回しの両立を高い次元でバランス良く、個人的に本気で購入したいと思えるボードでした。
試乗会の帰路に来シーズンDRとCT-Wをその日の気分で乗り分ける妄想にふけってしまいました。
初心者から上級者まで楽しめるボードでお勧めです。
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