スノーボードシーズンには毎年スキー場で家族3人車中泊をします。
現在は、デリカD5(ミニバン)の3列目シート部分に市販のベットキットを設置することで車中泊仕様にしています。
息子が小さいうちは家族3人が川の字で寝ても十分でしたが、息子が成長してくると少しずつ限界を感じてきました。
そこでイレクターパイプを使用して子供用の2段ベッドの作成にチャレンジをしてみました。
イレクターパイプのサイズ
最初にイレクターパイプのサイズを幅129㎝×奥行き52㎝×高さ37.5㎝としました。
このサイズにすると現在の既製品ベッド(1段目・ページ中に購入リンクあります)の横幅を最大限に利用でき、2段ベットの脚を3列目シートを取り外したレール上に設置できます。
そして、脚の先はアジャスター付きの脚を使用し、別途しっかりとした鉄のアングル(丈夫なモノ)を購入してアジャスターのネジではさんで固定をします。
こうする事で、アングルの先をシートのレールに乗せて設置をする事ができます。
↓使用したイレクターパイプ用のアジャスター付きの脚
ベット部分作成
ベット部分は、コンパネにウレタン30㎜(ウレタンチップスポンジCH401 20㎜+難燃性ウレタンスポンジ 10㎜)を貼り付け、その上をビニールレザーを張ってタッカーでとめて仕上げました。
型取りはプラダンをホームセンターで買ってきて実寸で調整をしました。
コンパネのクリアランスはウレタンを少しコンパネより大きく切る予定だったので、全方向に2㎝程度とりました。
サイズは2枚組で片側幅72㎝×奥行65㎝にしたので、2枚合わせると幅が144㎝!私の息子だとおそらく小学3年生くらいまでなら寝れそうです。
↓使用したウレタンはこちらで購入しました。
↓使用したビニールレザーはこちらで購入しました。
車内に設置
車内に設置するとこのようになります。
私は身長180㎝ありますが、サービスエリアでの仮眠程度なら足を曲げて寝る事が出来ました。
セカンドシートで仮眠をするよりも、床面がフラットな2段ベットの方が個人的には良く仮眠がでみました。
ただ、私の車は天井にスノーボード収納用にパイプを設置しているので、起きる時は頭を打たないように気を付ける必要がありますしたが、普通の天井なら十分な空間だと思います。
※サイズ表示している部分は、追加で作成した部分になります。
転落防止
息子は寝相がかなり悪いく、夜2段ベットから落ちてくると下で寝る私と妻が大変(腹部を強打しそう)なので、2段ベットのセカンドシート側に取り外し出来る転落防止柵もイレクターパイプで追加作成・設置して完成です。
インテリアバー
ハッチバック側に30㎝程度スペースを残しておいたので、天井にクレトムのインテリアバーを設置してウェアーやヘルメット等を掛けて収納するスペースにしています。
使用しているベットキット
現在、私が使用しているベットキットは「MADLYSベットキット」です。
高さを2段階で調整でき、追加でフルサイズキットもあります。
2段ベットを使用している時は、高さを下段で設置をしています。
そうしないと2段ベットとの間が狭くて寝にくくなってしまいます。
今回、私がDIYした2段ベットの上段を紹介させて頂きましたがいかがでしたでしょうか。
車中泊用に2段ベットのDIYを考えておられる方に少しでも参考にして頂ければ幸いです。
今後も必要に応じて追加のDIYを考えていますので、その際はまたご紹介をさせて頂きたいと思います。